どうも、トレンディです。
今回はこんな悩みについて、知見や経験をもとに解説記事を書いていきます。
雑記ブログと特化型ブログはどっちが稼げるか?初心者向けに解説。それぞれの特徴・メリット・デメリット・雑記から特化への移行について知りたい人は必読です。
結論からすると、趣味としてなら「雑記ブログ」、収益化が目的なら「特化ブログ」がおすすめです。
本記事で解決できる悩み
- 雑記ブログと特化ブログの違い
- 特化ブログが稼げる理由
- 雑記と特化のメリットデメリットを解説
本記事の信頼性
- 職業:フリーランスブロガー・Webデザイナー
- 経歴:Web業界10年目・30代未経験で異業種への転職成功(広告代理店・通販会社経験)
- 実績:会社員時代に複数のSEOメディアを立ち上げ・運営(月間30万PV以上)・収益化
話題の副業
今大注目されている「生成AIデザイナー」
生成AIは需要が高く高単価です。
パソコン1台あれば自宅にいても作業できます。時間がない人にも適してます。
「副業初心者さん」「売上が伸び悩んでいるWebデザイナーさん」にも大人気の副業です。気になる方は、下記のページを読んでみてください。
ほかの人気教材
コードスキル【パパッと効率化!】コーディング効率化講座 ~CSS設計編~
Webデザイン現役Webデザイナーが教える「デザトレ-独学コース-」
本記事を最後まで読んでいただくことで、雑記ブログと特化ブログのメリット・デメリットを知ることが出来ます。ぜひ今後のブログ活動に役立ててください!
※このページは、「初心者でも稼げるブログの始め方・アフィリエイト収益化のやり方をロードマップで完全解説!」の1部です。
雑記ブログと特化ブログの違い
これからブログを始めようと思っている人は、雑記ブログと特化ブログの違いが、いまいちわからないと思います。
ネット上には様々な解説がありますが、
雑記ブログと特化ブログの明確な違いは、「ジャンルの数」です。
- 雑記ブログ:複数のジャンルについて記事を書いている
- 特化ブログ:特定のジャンル1つに絞って記事を書いている(※最近は1つ~3くらいが主流)
上記が基本になっています。
雑記ブログであれば、4つ~10程度のジャンル。特化ブログは、1つ~3つくらいまでのジャンルに絞ることが多いです。
続いて、雑記ブログと特化ブログそれぞれの特徴を解説していきます。
雑記ブログの特徴
雑記ブログは、様々なジャンルについて記事を書いていきます。
そのため自由度が高いです。
たとえば、「料理」「ファッション」「生活家電」「本」「便利グッズ」「ゴルフ」など複数のジャンルについて記事を書いていきます。
すると料理に興味がある人、ファッションに興味がある人、生活家電に興味がある人など、様々な興味を持った人たちがブログに訪れます。
このように雑記ブログは、読者のターゲット層が幅広いのが特徴です。
特化ブログの特徴
特化ブログは、基本1つのジャンルに絞って記事を書いていきます。
そのため専門性が高いです。
「転職」なら転職情報だけです。すると転職を考えている人、仕事に悩んでいる人たちがブログに集まってきます。
ただ、近年では1つのジャンルに絞らず、2つ、3つとジャンルを増やす手法(多くても3つほど)が主流になりつつあります。
たとえば、「転職」以外に仕事と関連性の高い「資格スクール」「オンライン英会話」などの関連ジャンルを追加して運営されているブログが増えています。
このように特化ブログは、読者のターゲット層を絞り込んでいるのが特徴です。
雑記ブログと特化ブログの比較表
雑記ブログと特化ブログの違いを一覧表にしてみました。
ブログの性質 | 雑記ブログ | 特化ブログ |
ジャンルの数 | 多い | 少ない(多くても3つ) |
専門性 | 低い | 高い |
記事の自由度 | 高い | 低い |
ターゲット層 | 幅広い | 限定的 |
ブランディング | しにくい | しやすい |
SEO評価 | されにくい | されやすい |
収益性 | 低い | 高い |
上記の比較表を見ると、特化ブログに多くのメリットがあります。
特化ブログの記事は、検索結果の上位に表示されやすくなります。検索エンジンのGoogleは「専門性が高い記事を好んで評価する」からです。
専門性の高い特化ブログには、目的を持った読者が集まりやすいので、広告収益が発生しやすくなります。
たとえば、「転職で悩んでいる人」は「転職が目的」です。
通勤中、仕事の休憩中、休日にスマホやパソコンで「転職についての有益な情報」をネットで検索して色んな情報を見つけようとしています。
そして、「転職について専門性のあるブログ」を見つけたら、特化ブログ内の関連する記事を次々と読もうとします。興味や関心もあるからです。
「転職が目的の読者」は、ブログ内の複数の記事を読むので、Googleから「専門性のあるブログ」として評価が上がっていきます。
特化ブログの検索順位が上がっていくと、「転職が目的の読者」が特化ブログにどんどん集まってきます。
特化ブログの記事内に「おすすめの転職サイト」「オンライン英会話」などの広告が表示されていれば「転職が目的の読者」は、転職サイトの広告に登録をしたり、オンライン英会話の申し込みをする確率が高くなります。
ここでアフィリエイト広告の収益が発生します。
一方、雑記ブログは「目的がはっきりとしていない読者」が集まりやすいので、収益性の高いアフィリエイト広告に興味を持たせるのが難しく、購入や申込みの確率が下がります。
このように雑記ブログに比べ、収益性が高いのが特化ブログです。
雑記ブログのメリットデメリット
雑記ブログのメリットデメリットをそれぞれ解説していきます。
雑記ブログのメリット
雑記ブログのメリットは、次の3つです。
- 記事のネタに困らない
- 専門的な内容はいらない
- ターゲットとなる読者が多い
順番に解説していきます。
記事のネタに困らない
雑記ブログは、興味のあることや思いついたことなど、あらゆるジャンルについて自由に書くことができます。
そのため、記事のネタにあまり困りません。
自分の興味のある記事をどんどん書いて行けます。ブログの更新を継続しやすいです。
また、色んな広告を試せるので、稼げる広告を見つけやすくなります。
雑記ブログは、記事ネタに困らないので、ブログ初心者でも始めやすいです。
専門的な内容はいらない
雑記ブログでは、専門的な内容の記事はあまり必要ありません。
ブロガーの個性を活かした日常の出来事、趣味などの記事がメインなので、読者を楽しませることが目的になります。
難しい専門用語を使ったり根拠などを深く調べる時間もいりません。
あまり難しい話題を取り扱わないため、ストレスなくブログ記事を書いていくことができます。
ターゲットとなる読者が多い
雑記ブログは、多様なジャンルや話題を扱うため、様々な読者の関心を引くことができます。
幅広いジャンルの記事を提供することで、多くの人々に興味を持ってもらえる可能性が高まります。
ただ、目的を持った読者は少ないため、GoogleアドセンスやAmazon・楽天などの広告収益がメインになります。
雑記ブログは、ターゲット層が幅広いので、大きな収益は望めません。
もしアクセス数が伸びている記事があれば、その情報をもとに特化ブログへ移行するのも収益性を高める方法の1つです。
雑記ブログのデメリット
雑記ブログのデメリットは、次の3つです。
- SEOで評価されにくい
- 他の記事を読んでもらいにくい
- 広告単価が低い
順番に解説していきます。
SEOで評価されにくい
雑記ブログは、多様なジャンルや話題を扱うため、一貫性が欠けることがあります。
そのため、専門性を求めている読者は、離れやすいです。
他の記事を読もうとしたり、何度もブログに訪れようとはしません。
その結果、一時的なアクセス数は集まりやすいですが、GoogleからSEOで評価されにくいです。検索結果の上位に表示されにくくなります。
雑記ブログは、ブログのアクセスは伸びやすいですが、リピートされにくいです。
他の記事を読んでもらいにくい
雑記ブログは、ジャンルや話題がバラバラで記事の関連性がありません。
広く浅いブログになりがちです。
目的を持った読者にとっては、専門性の高い充分な情報やコンテンツがなく、物足りないと感じることもあります。
そのため、他の記事も読んでくれる可能性が低くなります。
雑記ブログは、記事の関連性がないので収益記事への導線も作りにくくなります。
広告単価が低い
雑記ブログは、GoogleアドセンスやAmazon・楽天などの広告収益がメインになります。
そのため、広告単価が低いです。
たとえば、Googleアドセンスだと1クリック数円~数十円がメインです。
Amazon・楽天などの物販だと本やグッズを売っても3%~5%ほどの収益にしかなりません。
広告単価の高いアフィリエイト広告と比べると、大きく収益化するのが難しくなります。
特化ブログのメリットデメリット
特化ブログのメリットデメリットをそれぞれ解説していきます。
特化型ブログのメリット
特化ブログのメリットは、次の3つです。
- SEOで評価されやすい
- 収益記事への導線がつくりやすい
- 広告単価が高い
順番に解説していきます。
SEOで評価されやすい
特化ブログは、特定の専門ジャンルに特化しているため、検索エンジンからSEOで評価されやすいです。
検索エンジン最大手のGoogleは「専門性」のあるブログを好むので、特化ブログは、検索順位の上位を狙いやすくなります。
ブログは、SEOからの集客がメインです。
「目的を持った読者」「その分野に関心を持つ読者」に対して、深い知識や有益な情報を提供することで、ファンが増えると共にブログのアクセス数も増えていきます。
特化ブログは、コアなファンがブログに集まりやすく、GoogleからSEOで評価されやすいです。
読者の評価が上がると、インフルエンサーとしても活躍できます。
収益記事への導線がつくりやすい
特化ブログは、特定のジャンルや話題に焦点を当てているため、関連記事が多く、収益記事への導線がつくりやすいです。
「目的を持った読者」は興味や関心が高いので、収益記事を読んでもらえればアフィリエイト広告の成約率(CVR)が高くなります。
特化ブログは、集客用の記事から収益記事への導線を作りやすいのもメリットです。
広告単価が高い
特化ブログは、アフィリエイト広告がメインになります。
そのため、広告単価が高いです。
雑記ブログよりも高い収益を狙えます。1件あたりの広告単価も高めです。
たとえば、転職系のアフィリエイト広告なら1件の申込みで、数千円~1万円前後になることもあります。
特化ブログには「もともと目的を持った読者が集まりやすい」ので、記事内に関連したアフィリエイト広告があればサービスの購入や申込みをしてもらいやすくなります。
アフィリエイト広告は、広告単価が高いので、ブロブの収益を伸ばしやすくなります。
特化型ブログのデメリット
特化ブログのデメリットは、次の3つです。
- 記事のネタに困る
- 専門的な知識・経験がいる
- ターゲットとなる読者が限られる
順番に解説していきます。
記事のネタに困る
特化ブログは、特定のジャンルや話題に特化しているため、記事のネタ探しに困ります。
これはブログ運営やってみるとわかりますが、1つのジャンルだと初心者はすぐネタ切れになります。
ブログのアクセス数が安定してくる目安が300記事~400記事といわれているので、100記事でもブログの更新がキツいです。
特化ブログは、記事のネタに困りやすく、ブログの更新を継続しにくいです。
専門的な知識・経験がいる
特化ブログは、読者から専門的な知識や情報を求められます。
そのため、ブロガーは、信頼性や価値の高い情報を提供し続けることが重要です。
その分野においての最新の情報やトレンドも記事にしていかないと読者が離れやすいです。
特化ブログのアクセス数を伸ばすには、ブログの更新頻度を維持したり、情報の収集に多くの時間や労力が必要になります。
また、「読者目線」になることも大事です。
読者に伝わりづらい専門用語を多く使ったり、難しい文章にしても上手くいきません。
焦ると、記事の客観性が失われる可能性もあります。
1つ1つの記事をリライトして丁寧に育てていく必要があります。
ターゲットとなる読者が限られる
特化ブログは、ターゲットとなる読者が限られます。
特定のターゲットに向けてブログ記事を書いているため、そのジャンルや話題に興味のない読者にはあまりアピールできません。
たとえば、「車」のジャンルで特化ブログを書いていれば、車好きしかブログを読み込んでくれません。
車ならまだ市場はありますが、
ブログのジャンル選びを間違うと、アクセス数が伸びないばかりか収益化も難しくなります。
雑記ブログと特化ブログのどっちが稼げる?
「趣味としてなら雑記ブログ、収益化が目的なら特化ブログ」です。
雑記ブログが収益化できないわけではありませんが、特化ブログは収益化のしやすいブログです。お金を稼げる可能性が高くなります。
雑記ブログは稼げない?
雑記ブログが稼ぎにくいと言われているのは、次の理由があります。
- 広告単価が安い
- 収益記事への導線がつくりにくい
- SEOで評価されにくい
雑記ブログは、GoogleアドセンスやAmazonなどの物販広告がメインになります。収益が発生しやすい反面、広告単価が安いので、ブログのアクセスが増えてもガッツリ稼げるようにはなれません。
たとえば、Googleアドセンスは、広告がクリックされるだけで1クリック数円の収益が発生します。
Amazonであれば、商品を紹介することで2%〜10%の紹介料が発生します。しかも、商品1件ごとの報酬の上限は1,000円までとなります。
このように1件1件の広告単価が安いです。
特化ブログと異なり、収益記事への誘導もしづらいです。
また、被リンクの評価が分散されてしまうので、SEOで上位表示されにくいといった弊害もあります。
雑記ブログで、月に100万、200万と稼ぐのは個人ブログでは難しいです。
特化ブログが稼げる理由
特化ブログが稼げるのは、次の理由があります。
- 広告単価が高い
- 収益記事への導線がつくりやすい
- SEOで評価されやすい
特化ブログでは、ASPの広告がメインになります。成果型報酬タイプが多く、広告単価が高いです。1件あたり数千円~数万円と高額報酬の案件が数多くあります。そのため、アクセスが少なくても1件の広告で成果が出れば一気に収益が上がります。
たとえば、広告単価が1件5,000円の商品を、月間10万PVの収益記事で紹介しているとします。CVR(成約率)が0.1%あるとすると、
10万PV×CVR(成約率)が0.1%×5,000円=500,000円
上記のように1記事で1ヵ月に50万もの収益を出すことが可能です。
雑記ブログで、月に50万を稼ぐのは超大変ですが、特化ブログであれば1記事だけで50万以上を目指すこともできるわけです。
このように収益力に圧倒的な差があります。
雑記ブログから特化ブログに移行することは可能?
雑記から特化に移行することは可能です。
私もはじめは、雑記ブログからスタートしました。
正直、初心者のうちにいくら「稼げるジャンル」を絞りこもうとしてもわかりません。誰も保証してくれません。
特にブログ初心者は、特化ブログに対して「ジャンル選びにもし失敗したらどうしよう」という気持ちが強いです。実際に多くの初心者ブロガーがこの時点で悩んでいます。
その場合、継続のしやすい雑記ブログから始めて「稼げそうなジャンル」がわかってきたら、特化ブログに切り替える方法もアリだと思います。
まとめ
雑記ブログから始めるのか、それとも特化ブログから始めるのか、一概にどちらが正解というわけでもありません。自分のやりやすい方法・継続しやすい方法でブログを開始するのが理想です。
そしてブログでもっとも重要なのは、ブログ戦略を前提に「記事を書き続けること」です。
- 雑記ブログはジャンルをしぼらない
- 特化ブログはジャンルをしぼる
- 特化ブログのほうが収益化しやすい(大きく稼げる)