
今回は、こんな悩みについて解決していきます。
本記事は、WindowsのOSパソコンを使っている方が対象の記事です。
私の場合は、次の方法ですぐに解決できました。
この記事では次のことがわかります。
本記事の概要
- 「圧縮(zip形式)フォルダーは無効であるか、または壊れています」のエラー内容とは
- データをzipファイル化できない原因
- 解決法
- まとめ
「圧縮(zip形式)フォルダーは無効であるか、または壊れています」のエラー内容とは
WindowsのOSが搭載されたパソコンでは、次の手順で圧縮フォルダーを作成することができます。
フォルダ上で右クリック>ZIPファイルに圧縮する(送る>圧縮(zip形式)フォルダー)
しかし、
パソコンの環境によっては、突然、次のエラーが表示されフォルダを圧縮できなくなることがあります。
「圧縮(zip形式)フォルダーは無効であるか、または壊れています」
上記の表示が出ると、
フォルダをzipファイル形式に圧縮することができなくなります。
エラー文の内容をそのまま解釈すると、無効とか壊れていると表示されるので、
一瞬あせりますが大丈夫です。
いったん、冷静に対処してみましょう。
データをzipファイル化できない原因
マイクロソフトのサポートサイトの説明では、圧縮フォルダが2GBを超えてしまうとファイルが破損すると書かれています。
しかし、今回、私が実際に送るフォルダの容量を調べてみると、200MB程度。
つまり、エラー文の原因には該当しませんでした。
2GB以上があるファイルってかなり容量が大きいです。
私の場合、Photoshopやillustratorのデザインデータや動画などをクライアントへ送ることが多いのですが、2GBを超えることはほぼありません。
もし、容量が多い場合は、2,3のフォルダに分けてZIPファルダを作成しています。
いったい、原因は何なのか?
考えられることはいくつかあります。
解決法
データをzip形式のフォルダに変換するには、次の方法があります。
- 上の階層へデータを移動してから圧縮を試してみる
- ドライブの空き容量を確保する

上の階層へデータを移動してから圧縮を試してみる
圧縮したいフォルダを1つ上の階層またはデスクトップ上にコピー&ペーストして移動します。
その後、
フォルダ上で右クリック>ZIPファイルに圧縮する(送る>圧縮(zip形式)フォルダー)
をもう1度、試します。
私の場合、問題なく圧縮できました。
おそらく、この方法でほとんどの方が解決されるのではないかと考えます。
具体的な理由は、未解決のままですが、
フォルダ内に多くのデータがある場合、エクスプローラー自体が重くなってエラーが出るのではないかと考えています。
エクスプローラーでたくさんのファイルデータを管理していたり、タブをいくつも開いたままにしておくとWindowsのOSの動作が鈍くなることが多々あるからです。
ドライブの空き容量を確保する
この方法は、データを別の場所に移動しても解決できなかった場合に、有効かもしれません。
マイクロソフトのサポートやコミュニティ、対処法のサイトを調べてみると、「容量不足の問題」が原因と書かれていることがあります。
この場合、ディスククリーンアップをしてディスク容量を確保する方法があります。
一時ファイルなどの不要なデータを削除してから、空き容量をつくって、圧縮を試します。
ディスククリーンアップの項目には、かえってディスクにダメージを与えてしまう内容もありますので、十分に調べてから自己責任で実行しましょう。
まとめ
ある日、突然、フォルダの圧縮ができなくなることはたまにあります。
とにかく急ぎの案件だと焦りがちです。
その時は、深呼吸をして焦らず、いったんフォルダを別の階層(場所)に移動してから圧縮を試してみましょう。
意外とすぐに解決するかもしれません。