トレンディです。
今回はこんな悩みについて、知見や経験(知人を助けるためにマルチ商法で3ヵ月学んだ)をもとに記事を書いていきます。
まず、現状を解説します。
結論からすると
新規で稼げる時代は終わった
です。
本記事を最後まで読めば、ネットワークビジネスで無駄な時間やお金を使わずに済みます。
本記事の信頼性
- 職業:フリーランスブロガー・Webデザイナー
- 経歴:Web業界10年目・30代未経験で異業種への転職成功(広告代理店・通販会社経験)
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ネットワークビジネス(MLM)ってなに?
MLMとは、マルチレベルマーケティングの略です。
日本では「マルチ商法」「ネットワークビジネス」とも呼ばれています。
ネットワークビジネスが扱う商材は、健康食品・化粧品・日用品が定番。近年では、不動産・保険・仮想通貨・金融系も登場しています。
多くのネットワークビジネスは、ピラミッド型の組織構造になっています。
そして階級(役職)が設定され、上の階層にいくほど儲かるシステムになっています。下の階層の人たちは、上の階層の人たちを稼がせるために利用されます。
一見、会社の組織構造にも似ていますが、マルチ商法は毎月固定された給料は一切ありません。完全歩合制の過酷なビジネスです。
そのため、悪質な勧誘グループが人を洗脳し高額な商品を売りつけることで、たびたび社会問題化しています。いつの時代も社会的に未熟な若年層、学生、情報弱者がカモにされます。
ねずみ講とマルチ商法の違い
マルチ商法とよく間違われるのが「ねずみ講」です。
次の違いがありますが、どちらもネットワークビジネスの仕組みと変わりません。
- ねずみ講は、違法。無限連鎖販売。
- マルチ商法は、合法。流通する商品がある限りビジネスは破綻せずに続くもの。
と解釈されています。
たとえば、AさんがBさんを勧誘したら、BさんはCさんを勧誘します。CさんはDさんを勧誘…というようにどんどん連鎖して勧誘販売が続いていきます。
とはいえ勧誘者ひとりひとりが、1ヵ月に2名ずつ勧誘して増えていくとすると、わずか2年ほどで日本の人口を超えてしまいます。
市場のパイの奪い合いは、あっという間になくなります。この時点でビジネスモデルとしては、すでに破たんしているのです。
つまり、あとからマルチビジネスに参加した後発組みは儲かりません。マルチ商法は先にやったもん勝ちです。
知名度がある会社だから、外資だからといって安心して稼げることはありません。会社名が知られている時点で、市場はすでに飽和しています。
冷静に考えたら「今から新規で始める人たちが稼げるわけがない」のです。
マルチ商法は合法
マルチ商法は、連鎖販売取引(れんさはんばいとりひき)とされ日本国内では、認められている商法です。
つまり合法なビジネスなんです。
日本国内でネットワークビジネス(連鎖販売取引)については、次のように定義されています。
「個人を販売員として勧誘し、更にその個人に次の販売員の勧誘をさせるというかたちで、販売組織を連鎖的に拡大して行う商品・役務の取引のこと。」
引用元:特定商取引法ガイド
このようにビジネス自体は合法ですが、悪質な勧誘方法がたびたび社会問題になっています。
マルチ商法の勧誘方法は、特定商取引法の「連鎖販売取引」で規制されています。
にもかかわらず、悪質な勧誘が後を絶ちません。マルチ商法は、ノルマを維持しないとピラミッド構造そのものが崩壊します。それを防ぐために無茶な勧誘を繰り返すわけです。
たとえば、2022年10月、世界的に超有名で国内最大手のマルチ会社が「6カ月間取引停止」の行政処分を受けました。
これは勧誘グループが違法で悪質な勧誘を繰り返したためです。
ネットワークビジネス(MLM)の仕組み
繰り返しになりますが、ネットワークビジネス(マルチ商法)の仕組みをざっくり解説すると、
組織構造はピラミッド式で、上の階層にいる人ほど儲かる仕組み。
です。
あなたが商品やサービスを売れば売るほど、上の階層にいる人たちが紹介料で儲かるようになっています。
ネットワークビジネスは、ピラミッド構造の中で、高額な商品を下の層に販売して儲ける仕組みなので激しく批判されます。
たとえば、学生に借金をさせたり、会社を辞めさせてまで搾取する人も出現し、ねずみ講に近いビジネスとなった歴史が数多くあります。
ピラミッド構造自体は、会社組織の構造とも似ていますが、大きな違いは「固定給」というものが存在しません。
ディストリビューター(販売代理店)と呼ばれる人たちは、「完全歩合制の個人事業主」です。売り続けないと収入はまったくありません。ノルマを達成し続けるため、商品を大量に買い続ければ赤字が毎月続きます。
「1人1人が経営者」という標語のようなものに憧れてハマってしまう人もいますが実態は、ただの個人代理店です。
自称経営者なのに会社登記をしたり、開業届を出していない人も多いので、社会的な信用はありません。
ネットワークビジネスの勧誘相手は、友達や知人が対象になることがほとんどなので、お金も人間関係も失います。
マーケットピークのネットワークビジネス
最近、流行っているのが仮想通貨(暗号通貨)やブロックチェーンに関してのネットワークビジネス。
マーケットピーク(MarketPeak)と呼ばれる新しい形態のMLM(マルチ商法)です。
こちらもピラミッド構造となっており一部の人たちだけが儲かる仕組みになっています。
ティックトック、ツイッター、インスタグラムなどのSNSを使ったショートムービーで勧誘が盛んにおこなわれ、ショートムービーを観た人にオンラインセミナーへ招待します。
情報判断力に乏しい学生や欲がある人は注意です。
2023年5月に、マーケットピークの勧誘方法、無許可営業が社会問題になり日本国内すべての幹部が逮捕されました。
ネットワークビジネス(MLM)が稼げない3つの理由
ネットワークビジネスは「稼げない」。
その理由を大きく分けて3つ紹介します。
- オフライン
- 市場飽和
- 閉鎖的
順に解説していきます。
オフライン
ネットワークビジネスは、「オフラインのアフィリエイト(成果報酬型の営業)」のようなものです。
SNSを使った勧誘が増えているもののまだまだ対面勧誘がメインです。とにかくいろんな人に直接会って勧誘し、洗脳しながら商品を売りつけていく必要があります。
なので、非常に効率が悪いです。稼ぐのは大変です。
対面勧誘は「マケ」と呼ばれ、喫茶店やファミレス、ホテルのラウンジなどで行われます。
この面談は、集団心理で行われる勧誘方法です。勧誘してきた人は、必ず「あなたに紹介する人たち」を連れてきます。
面談に参加するあなた以外の人は、商売でいう「さくら」です。同調圧力という心理テクニックを使ってあなたを洗脳してきます。
面談する⇒セミナーまたはオンラインセミナーへ参加させる⇒契約させる⇒商品を買わせる。
の順で洗脳していくのが常套手段です。
毎月ノルマを達成するために勧誘を繰り返し、商品やサービスを売り続けなければいけません。気づいたときには、売れない商品を買わされ続ける(商売だったら赤字なのに気づかない)というのが基本の流れです。
インターネットと比べ、知人や家族、友達ベースの小さなネットワークの中での活動なのでビジネス的にかなり非効率。
多くのネットワークビジネスは、100万分の商品を売っても20%程度しか稼げません。月にたった20万です。
毎月のノルマを維持しなければ、さらに収入は減ります。
市場飽和
ネットワークビジネスは、先行者利益の世界です。
数年経てば、市場は飽和しています。
そのため海外のMLM会社が日本に上陸した直後に始めた人以外は、ほとんど稼ぐことは出来ません。
ネットワークビジネス(MLM)の商材は悪いものばかりではなく、高品質のものを販売している会社もあります。
有名どころの商材は、けっして悪いものではないのです。
しかし、ピラミッド構造になっているので、日本国内の人口を考えると市場が狭く、既にレッドオーシャン(市場飽和)化しています。
例外として美容化粧品や健康食品を毎月10万以上使うような富裕層をメインに販売していけば成り立ちそうですが、競合も多くこちらの市場ももはや飽和状態です。
ネットワークビジネスで有名な会社は、すでに成長しているので、その分ディストリビューターの数も多くなり後発組みは損する仕組みになっています。
新規ではじめても稼げません。
閉鎖的
ネットワークビジネス(MLM)の世界はとても閉鎖的です。
「ネットワークビジネス」と聞いただけで多くの人は警戒します。「だまされる」と感じる人が多いので、かなり売りにくいです。
ビジネスとして継続しにくいです。稼げません。
年に1億以上稼げるのは、ピラミッド構造の上位10名くらいです。それ以外の人たちは、年に1000万すら稼げません。紹介料や手数料を搾取されて終わります。
おまけに良いイメージもまったくありません。
世間ではマイナス評価されやすく、ネットワークビジネスをやめてからもネガティブな経歴と見なされることが多いです。
一例をあげると私の知人(もう付き合いはなくなった)は、ネットワークビジネスをしていた経歴がその後の転職活動にも大きく響き、書類選考すら通過しませんでした。
開業届も出さないで数年でも活動すれば、ニートに近い見方をされます。ネットワークビジネスをするとこで、貴重な時間もお金も無駄にします。
結果的に、稼げないで終わる人が後を絶ちません。ネットワークビジネスをやるメリットが見つかりません。
ネットワークビジネス(MLM)のデメリット
マルチ商法・ネットワークビジネスに勧誘された人の多くが、次のものを失います。
- 仕事を失う
- 時間を失う
- 友達や知人を失う
- お金を失う
- 世間体を失う
ネットワークビジネス(MLM)は、先行者利益の世界であり本当に儲かるのはピラミッドの上層階の人たちだけです。
それしかメリットはありません。それ以外はデメリットだらけです。ネットワークビジネスの収入以上に稼ぐ方法は、他にいくらでもあります。
多くのことを犠牲にして得るものは何もありません。
ネットワークビジネスの勧誘の特徴
ネットワークビジネス(マルチ商法)の勧誘は、次の特徴があります。
- ある日突然、昔の知人から連絡がくる
- 職場で仲良くない人から食事やお茶に誘われる
- 駅構内や道ばたで2、3人のグループから声をかけられる
- 「アンケート」を理由に勧誘してくる
- 年収や生活に不満があるかを聞かれる
- 相談してもないのにビジネスやお金もうけの話が出てくる
- 2人で会う約束のはずが、知らない人がいて紹介される
- 立派なパンフレットや掲載雑誌を見せてくる
- 勧誘目的を告げずにセミナーへ誘ってくる
- 高額な商品購入やサービスの申し込みを勧められる(毎月買うように勧められる)
- ビジネスを理由に大量の仕入れ(商品の購入)を勧めてくる
- 「今やらないと乗り遅れる」と強調する
- スポーツイベントやクラブイベントで勧誘してくる
上記の特徴があったら、ほぼ勧誘です。
ネットワークビジネス(マルチ商法)に誘ってくる人は、「会社名」や「勧誘の目的」を告げずに、誘ってきます。これは特商法違反です。
あなたを信用させ洗脳するために、あらゆる手段を使ってきます。
最近は、アンケートと称して駅構内で勧誘したり、人通りの多い場所で「道をたずねるふり」をして話しかけてくる勧誘者もいます。
美容・副業・お金の話が出てきたら相手にせず、連絡先などの個人情報を教えたりしないようにしましょう。
「あ、これから大事な用事があるんで」「気になったらこちらから連絡するので名刺もらえませんか?」といってその場からさっさと逃げましょう。
マルチの勧誘者がよく使うセリフ
マルチの勧誘者は、次のようなセリフをよく使います。
- 「いっしょに成功しましょう」
- 「自己責任」
- 「事業者集団」
- 「1人1人が経営者」
- 「最高格付けの企業だから信用できる」
- 「事業者なんだから借金するのはおかしいことではない」
- 「すごい先輩がいるんだ!紹介するよ」
- 「我々はみんな仲間」
- 「セミナーは必ず参加してね」
- 「ラットレースから抜け出そう」
- 「賢い選択」
- 「もう2度とないチャンス」
具体的ではなく、抽象的な話や「すごい」「最高」「成功」などの言葉をよく使います。
詐欺系マルチ勧誘者がよく使うワード
悪質、詐欺系マルチの勧誘者は、次のようなセリフをよく使います。
- 非公開・未公開
- 非公開求人
- アメリカでは
- ドバイでは
- 先行者利益
- まだ表には出ていない
- ごく1部の人だけが知ることのできる情報
- あなただから特別に
- 今やらないと・急がないと他の人に先を越される
- ●日までに申し込まないと手遅れ
- 最後のチャンス
- あの●●さんも購入している
- 格付けランクAAAの企業が
- 電話では言えない内容だから直接、会ってほしい
- 信用しているからこそあなただけに
- 年金不安
- ●●に例えたら1日たった●円で儲かる
- ドリームキラー・ドリームクラッシャー
- 奨学金・借金をすぐ返済できる
- 現状よりも余裕ができてあんなことやこんなこともできる
上記のように、勧誘者は本物の資料や新聞、雑誌の切り抜きなどと合わせて巧みに、あなたをだまそうとしてきます。
豪華なパンフレットまで用意している会社もあります。ちなみにパンフレットなんてお金をかければいくらでも「本当っぽく」作れます。何だって書けます。
裏どりをしてしっかり調べないとあなたも騙されてしまうかもしれません。
洗脳に使われる本
マルチ商法の勧誘者は、99.9%次の有名著書の内容を使ってあなたを勧誘してきます。
もし、次の本の内容が出てきたら警戒しましょう。
- 金持ち父さん貧乏父さん
- 人を動かす
- 7つの習慣
どれも世界的に有名で価値のある本です。
どれも素晴らしい良書で、影響されやすい内容です。
しかし、悪用もされています。
勧誘者からクワドラント、ラットレース、主体的、成功者、マトリックス図、不労所得の話が出てきたら、あなたを「洗脳しようとしている」と思ってください。
ネットワークビジネス(MLM)で成功者を見分ける方法
ネットワークビジネスの「自称成功者」を見分けるには、次の方法があります。
- 現在の階級はなに?
- 腕時計は何をしている?
- 車は持っている?
- 事業実績はある?
- 財布にゴールド以上のクレジットカードが複数枚入ってる?
- セミナーの領収書は発行してくれる?
もしあなたがネットワークビジネスの勧誘を受けた場合、上記の方法で「誘ってきた相手が上手くいっているか」を判断することができます。
順番に解説していきます。
階級を確認する
ネットワークビジネスには、階級があり役職やポジションが明確に決められています。
その人が本当に上位の階級を維持しているかは、ネットワークビジネスを展開する会社で確認できます。
売上が落ちて階級落ちしたにも関わらず、過去の称号を使って勧誘する詐欺師もいます。
腕時計は何をしている?
腕時計に詳しい人は、ブランドでも判断しましょう。
100万以下の高級時計であれば、会社員時代にローンで購入していたり、見栄の為に中古品を無理して買っている可能性があります。
腕時計が偽物の場合もあります。
車は持っている?
車でも判断しましょう。
何十年も型落ちした高級車に乗っていたり、中古車に乗っていれば無理な生活をしています。
もらいもののベンツに乗り、サイドミラーをガムテープで止めている偽セレブを見たことがあります。
「わ」ナンバーの車ならレンタカーです。
事業実績はある?
本当の成功者であれば、自分で起業してビジネスの実績を残しています。
会社経営者も名乗っているのであればネットで調べて、法人登記などの情報を確認してみましょう。
情報が出てこない場合は、嘘をついている可能性があります。
情報があったとしても実態の分からない事業を公開していることもあります。ネットワークビジネスで成功している人は、基本的に一般的な事業で成功している人はいません。
ネットワークビジネスは、搾取する配下の会員たちの売上がなければ築き上げたネットワークが崩壊して、一気に落ちていきます。
そのため、生活が苦しい人が多いです。セミナー、イベント、団体旅行を企画して参加者たちからお金を集め、儲かってるように装う人が多いです。
財布にゴールド以上のクレジットカードが複数ある?
財布の中に複数のクレジットカードがあるかを確認しましょう。
これがもっとも効果的な判別方法かもしれません。ネットワークビジネスの勧誘者は、儲かっているように見せる為、見栄を張ります。
しかし、財布の中にゴールド以上のクレジットカードがなければ貧乏です。
セミナーの領収書は発行してくれる?
有料のセミナーであれば、かならず領収書を発行してもらいましょう。
本当に成功していれば、領収書の発行にも素直に応じてくれます。
領収書の発行は、法的に義務付けられています。もし受付で断ってきたら脱税している可能性が高くなります。
たとえば、遠方で開催されるセミナー会場まで団体バスで行こうといった誘いがあった時にも、交通費として領収書の発行を依頼してみましょう。
この場合も断ってきたら脱税している可能性が高くなります。おまけに交通費もぼったくられていることが多いです。
領収書を出さないのは、法人登記も個人事業主の開業届もしていない可能性が高く、まっとうなビジネスをしていない証拠です。
ネットワークビジネスで騙されやすい人の特徴
次の人は、ネットワークビジネスの勧誘で騙されやすくなります。
- 周りに相談しない人
- 欲が深い人
- 低収入の人
- ギャンブルや投機的なことが好きな人
- 物事を盲目的に信じてしまう人
- 頭が良いと思い込んでいる人
- 調べない人
- 勉強がきらいな人
- 裏を取らない人
上記に当てはまる人は、カモにされやすいです。
なので、世間知らずの学生や若い社会人、主婦がターゲットにされます。
順番に解説していきます。
周りに相談しない人
もしネットワークビジネスの勧誘をされたら、行動する前に周りの人たちに相談しましょう。
家族、友達、会社の上司、消費者センターがおすすめです。できれば、1人ではなく3人くらいに相談してみたほうがいいです。
周囲に相談しない人は、だまされやすいです。
かならず数人の信頼できる人に相談してみましょう。
欲が深い人
とくにお金に対しての執着が強い人は注意です。
儲け話に弱く、事業の仕組みやカラクリについての知識がない人、調べない人。
経営者、独立、起業の言葉にステータスを感じてしまう人もだまされやすくなります。
低収入の人
低収入の人は、何とか人生を好転させたいと考えています。
そのため、ネットワークビジネスの勧誘者からカモにされます。
もし「金持ち父さん、貧乏父さんシリーズ」の本や内容を紹介してくる人がいたら警戒しましょう。
ネットワークビジネスの勧誘者は、ほぼ100%この本の内容を話して洗脳してきます。
「ドリームキラー」という言葉も使って洗脳してくるので気をつけましょう。
ドリームキラーとは、あなたの夢や希望を否定する人のことです。たとえば、「あなたにはムリ」「そんなことしたって成功しない」などと言ってくる人たちのことです。
親だったり、親しい人ほどドリームキラーの言葉を使います。人生がうまくいっていない人ほど、真に受けやすいので注意しましょう。
ギャンブルや投機的なことが好きな人
ギャンブルが好きな人は、ネットワークビジネスに勧誘されやすいです。
「儲かる」という言葉に弱く、漠然とした期待感を持ってしまいます。
物事を盲目的に信じてしまう人
人の話を鵜吞みにしたり、ニュースをそのまま真に受けてしまう人は、ネットワークビジネスの勧誘者に騙されやすくなります。
言い方を変えると、思い込みの激しい人です。
1つの考え方をするのではなく、他の視点から物事を考える癖をつけておきましょう。
次の言葉には注意しましょう。
- 「ここだけの話なんだけど…」
- 「〇〇さんだから話すけど…」
- 「誰にも言えないことだけど…」
- 「今がチャンス」
- 「このタイミングを逃すと損をする…」
- 「紹介された人だけがメリットを得られる…」
頭が良いと思い込んでいる人
自分は人よりも頭が良いと思い込んでいる人は、自信過剰になるため自分も成功者になれると信じてしまいます。
実績ない人ほど「何者かになろう」とします。
もっともらしい根拠に基づいたデータを見せられるとつい納得してしまう人も危ないです。
冷静さを失ってしまうと「あなたもネットワークビジネスが魅力的に見えてしまう」かもしれません。
調べない人
調べない人は、怠慢な一面があり騙されやすくなります。
「とりあえずやってみる」ことも大事ですが、最低限のことは調べてから検証するようにしましょう。
MLMの仕組みや報酬を考えれば、いかに効率が悪く可能性が低いかがわかります。
勧誘者は、データを活用したりあらゆる手段であなたをネットワークビジネスの一員に引き込もうとしてきます。
勉強できない人
社会人になってから勉強をしていない人は、騙されやすくなります。
世間知らずであればあるほど、ネットワークビジネスの仕組みに疑問を持てなくなります。
世間やニュースに興味がない人も危険です。
マルチ勧誘の断り方
もし、マルチ商法の勧誘にあったら次の方法を参考にして回避していましょう。
- 理由をつけて、その場からはなれる
- 消費者庁、国民生活センター、警察、ネットワークビジネスの本部へ通報する
- クーリングオフをつかう
順番に解説していきます。
理由をつけて、その場からはなれる
詐欺の勧誘かと思ったら、つぎの言葉で回避しましょう。
- 「あとで考えて、こっちから返事するね」
- 「すごく興味あるので、じっくり考えさせて」
と誘ってきた相手に伝えて、逃げ切りましょう。
消費者庁、国民生活センター、警察、ネットワークビジネスの本部へ通報する
悪質な勧誘方法は、特定商取引法によって規制されているので、通報、相談がスムーズです。
クーリングオフなどのやり方も丁寧に教えてもらえます。
証拠となる書面や記録などは残しておくことが重要です。
クーリングオフをつかう
連鎖販売取引のクーリング・オフ期限は20日間です。
ただ、契約の書面を受け取ってから8日以内に行動しておくといいです。
悪質なネットワークビジネスの勧誘者は、「クーリングオフ」を書面を交付しなかったり、説明しないで阻止しようとしてきます。
対応が遅いと不利になる可能性もあります。
クーリングオフのやり方を知らなくても消費者センター、国民生活センターに電話すれば丁寧に教えてくれます。
まとめ
ネットワークビジネス、マルチの勧誘についてまとめると、次のようになります。
- ネットワークビジネスはマルチ商法
- マルチは先行者利益の世界
- 近年、SNSでの勧誘が増えた
- マルチ勧誘を規制する法律がある
- 悪質なマルチ勧誘は違法
- 証拠は残しておく(書面・動画・音声など)
ネットワークビジネスは、「稼げない副業」です。
インターネット、スマホ、SNSが普及した現在では、さまざまな魅力ある副業が登場しています。
そんな時代に「今からネットワークビジネスをやる」理由がわかりません。
今回は以上です。
参考【2024年版】初心者でも高収入を狙えるネット副業|稼げる可能性はどのくらい?
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