そんなあなたの悩みを解決します。
まず、
本記事の概要
- Googleアナリティクスで出来ること
- Googleアナリティクスの設定方法(簡単です)
初心者でパソコンに慣れていない人でも本記事を読んでいけば専門知識がなくても必ず設定できます!
それでは解説していきます。
Googleアナリティクスって何?
Googleアナリティクスは、
あなたが作ったサイト(自分で作ったブログサイトなど)を「分析するツール」
です。
たとえば、今月はどのくらいの人が自分の作ったページを読んでくれているかなど、
サイトへのアクセスデータを把握することが出来ます。
サービスの提供元は、Googleで2005年からスタートした無料提供サービス。サイトのアクセス解析ツールです。
安心して使えます。
分析することによって、サイトの良いところ、悪いところが数値やグラフで表示されるので、
ブログを運営していくには必須のツールとも言えます。
基本機能だけでもサイトの状況を知ることができるベストな診断ツール。
ブロガーの定番でもありますが、多くの企業も利用しています。
ほんとに神ツールです。
Googleアナリティクスを使うには、自分のサイトを持っていることが前提なので、まだWordpressで作ったサイトを持っていない方はこちらの記事からご覧ください。
WordPressサイトを立ち上げたよ!という方は、このまま解説していきます。
Googleアナリティクスで出来ることは計測と解析
Googleアナリティクスで出来ることは、
計測と解析
です。
計測は、たとえば、
今何人の人たちがサイトを見に来ているんだろう。
といった場合にリアルタイム表示機能でユーザー数がカウントされます。
さらに
解析では、
どこからサイトへ訪問してくれているのだろう。
といった情報も調べることが可能です。
主な7つの機能はこちら!
- ユーザー数:サイトを見てる人、見た人の数
- ページビュー数:ページが見られた数
- 平均サイト滞在時間:見ている人がページにいる時間
- 離脱率:見ている人がどのページでサイトを離れたかの割合
- 直帰率:どこかの1ページを見てすぐにサイトから離れた割合
- 集客:SNSからサイトへ来たのか、検索から来たのかなどわかる。地域も確認できる
- 行動データ:どのページからどのページへ移動したかもわかる
すごくないですか?
分析や数字が好きな人はワクワクすると思います。
ただ機能が多そうで登録や設定が難しいんじゃない?
と思ったあなたでも大丈夫です。
GoogleアナリティクスとWordpressサイトの設定3つの手順
Googleアナリティクスを使うまでの手順はたったの3つです。
- Googleアナリティクス公式サイトで登録
- WordPress上でトラッキング設定
- 確認(実際ににかんたん計測)
それでは、手順を説明していきます。
Googleアナリティクス公式サイトで登録
下記の公式サイトから登録します。
↑上記をクリックするとグーグルアナリティクスの公式ページを移動します。
すると
下記のページに移動します。
- Googleアカウントがある人:「Googleアカウントに移動」をクリック。
- Googleアカウントがない人:「アカウントを作成する」をクリックしてアカウントを新規作成しましょう。
Googleアカウントでログイン
1.の「Googleアカウントに移動」をクリックすると次の画面が表示されます。
メールアドレスかスマホの電話番号などを入力。
次へをクリックします。
すると次の画面が表示されますので
「無料で設定」をクリックしましょう。
すると次の画面、アカウント設定ページが表示されます。
アカウント名(日本語でも英語でもOK)を決めて入力しましょう。
ポイント
アカウント名に何を入力したら良いかわからない人もいるかと思います。
アカウント名=自分で管理しやすい名前、あだ名など何でもOKです。
※後から変更もできます。
アカウント名の項目に4つのチェックマークが入ってますがこのままでOKです。
確認したら次へのボタンをクリックします。
プロパティの設定
次にプロパティの設定が表示されます。
①プロパティの詳細を3つ設定します。
- プロパティ名:サイト名がわかりやすいです。
- レポートのタイムゾーン:日本を選択
- 通貨:日本円を選択
②すぐ下に青い文字で「詳細オプションを表示」とあるのでクリックします。
すると次のように表示されます。
①ユニバーサルアナリティクスのプロパティの作成:スイッチをON(スイッチの右側をクリック)
②ウェブサイトのURL:https://を選択しWordpressサイトのURLを入力
③ユニバーサルアナリティクスのプロパティのみを作成するの丸いボタンをクリックして選択
※GA4対応は後からでも追加設定できるので今回は不要です。
ユニバーサルアナリティクス(UA)は2023年7月1日以降、廃止になっています。現在はGoogleアナリティクス(GA4)のみブログと連携できます。
参考
https://はSSL化にしている場合に有効ですが、もしhttp://(httpのあとにsがない)となっている場合は、SSL化されているかをサーバー管理画面で確認し設定する必要があります。
①~③の設定が完了したら次へのボタンをクリックします。
するとビジネスの概要ページが表示されます。
ここでは
- 業種:選ばなくてもOK
- ビジネスの規模:1~10名を選択
- 利用目的で該当するもの:上から1番目、2番目を選択(他にチェックしても問題はありません)
チェックが終わったらページ下にある作成ボタンをクリックします。
すると
Googleアナリティクス利用規約が表示されます。
ここでは
日本を選択して
2つのチェックマークが付いている(なければクリックして2箇所にチェックマークをつける)ので確認したら
ページ下にある「同意するボタン」をクリックします。
下記の画面が表示されれば、Googleアナリティクスへログイン成功です。
次に
このままではWordpressサイトの計測や解析はできないので、Wordpressサイトにログインしトラッキング設定をする必要があります。
難しい作業のようですが、手順どおりに進めれば簡単にできます。
ポイント
次のトラッキング設定をスムーズに行う為に
グーグルアナリティクスはログインしたままタブで残し、別タブでWordpressにログインします。
WordPress上でトラッキング設定
Googleアナリティクスの登録とログインは完了したので、
次はWordpressサイトとGoogleアナリティクスの紐づけ(計測できるように設定)を説明します。
これをトラッキング設定といいます。
トラッキング設定の方法は3つあります。
- WordPressテーマ機能を使った設定
- プラグインを使った設定
- テーマのファイル編集からの設定
それでは、順番に解説していきます。
アフィンガー5のテーマを使用している方は、1番目の方法がシンプルで簡単です。
注意ポイント
設定方法はどれか1つだけにしましょう。よくあるのが有名なプラグイン「All In One SEO(旧All In One SEO Pack)」とアフィンガー5の両方で設定をしてしまうパターンです。
この場合、正確な計測ができなくなる場合があります。
WordPressテーマ機能を使った設定(アフィンガー5の場合)
本記事では、アフィンガー5のテーマ機能を使った設定方法をご紹介します。
WordPress管理画面にログインして左のメニューから
▶AFFINGER5管理▶Google・広告・AMP▶アナリティクスコード(トラッキングID)
の順にクリックして進みます。
すると「Google連携に関する設定」画面が表示されます。
この画面を残したまま、別タブで表示しておいた
下記のGoogleアナリティクスの管理画面に戻ります。
トラッキングIDの部分に
「UA-123456789-0」のようにIDが数字で表示されていますので、「123456789-0」の部分のみコピーします。
ポイント
もし、上記の画面を閉じてしまった場合は、もう1度
Googleアナリティクスの管理画面にログインして
一番左下のメニューから▶管理▶プロパティ設定▶トラッキング情報▶トラッキングコード
の順でトラッキングIDを確認できます。
トラッキングIDの「123456789-0」の部分をコピーした状態で、
WordPress画面の一番上の入力欄に「アナリティクスコード(トラッキングID):UA-」の入力欄に貼り付けます。
その後、画面右側の「保存」または「save」のボタンをクリックします。
入力した部分が「現在のトラッキング」の表示文に切り替われば設定は完了です。
プラグインを使った設定
続いて、プラグインを使った方法です。
有名な「All In One SEO(旧All In One SEO Pack)」とSEOプラグインがありますが、設定ページががらりと変わってしまったので、現在は推奨しません。
テーマのファイル編集からの設定
最後に、Wordpressのファイル上から設定する方法を解説します。
プラグインやWordpressテーマに依存しないので、確実かつ安心な方法ともいえます。
手順は、
Googleアナリティクスの管理画面にログインして
一番左下のメニューから▶管理▶プロパティ設定▶トラッキング情報▶トラッキングコード
の順に表示。
画面上にある
下記のグローバルサイトタグ(gtag.js)に表示されいてるタグを丸ごとコピーします。
コピーした状態で、
WordPress管理画面▶外観▶テーマエディター▶注意ポップアップで「理解する」をクリック▶テーマヘッダー(header.php)を選択
の順に表示して記述の中にある</head>タグの直前に貼り付けます。
次にページ内にある青い「保存ボタン」をクリックします。
これで完了です。
▲上記のように</head>タグの直前に貼り付け
次は、実際に計測が出来ているか
いよいよ最終確認です。
アナリティクスの計測確認(実際ににかんたん計測)
最後に、設定がちゃんと出来ているかの確認を行います。
手順は、
自分で作ったサイト(Googleアナリティクスの設定をしたサイト)をパソコンで表示したまま
Googleアナリティクスの管理画面に戻り、
リアルタイム▶概要
の順にクリックします。
すると下記のようにパソコンから1件(あなたのアクセス)が計測されているのがわかります。
たとえば、同時にスマートフォンからもアクセスしたまま数秒経つと
- パソコンから1件
- スマートフォンから1件
で合計2件のアクセスが確認できます。
【重要】2年以上の過去データを残す方法
以前、Twitterでも話題になったのですが、「グーグルアナリティクスデータ」のデフォルト設定が26か月(2年2ヶ月)になっている時期がありました。
つまり
注意ポイント
保存期間の26カ月前までしか過去データを遡って分析できない設定になっている可能性
があるということです。
グーグルは、頻繁に管理画面のデザインや使い勝手、仕様を変更することがあるのですが、時期によって「それはちょっと困るよ!」といったことが起きたりします。
2021年1月現在でもデフォルト設定が26か月になっていたので、これを期限切れにならない設定方法をご紹介します。
手順は、
Googleアナリティクスの管理画面にログインして
一番左下のメニューから▶管理▶プロパティ設定▶トラッキング情報▶データ保持
の順に表示。
「ユーザーデータとイベントデータの保持」が「26か月」と表示されいるのでこれを
「自動的に期限切れにならない」に切り替えて保存ボタンをクリックします。
アナリティクスGA4の無料版では、データ保持期間最大14カ月。14カ月以上は有料オプションに変更されています。
ユニバーサルアナリティクスからGA4への移行【AFFINGER】
AFFINGERでは、ユニバーサルアナリティクスからGA4への移行が簡単にできます。
手順は下記のとおりです。
- WordPressダッシュボードをひらく
- AFFINGER管理をクリック
- Google・広告/AMPのメニューをクリック
- UAから始まるアナリティクスコード(トラッキングID)の削除にチェックを入れる
- 保存のSaveボタンをクリック
ユニバーサルアナリティクスの計測タグを削除したら、GA4タグを設定します。
- Googleアナリティクスをひらく
- 画面左下の設定アイコン(歯車)をクリック
- データストリームをクリック
- ストリーム名(自分のブログ名)をクリック
- G-から始まる測定IDをコピーする
- AFFINNGER管理に戻る
- Google・広告/AMPメニュー測定IDをペースト入力する
- 保存のSaveボタンをクリック
以上でユニバーサルアナリティクスからGA4 への移行が完了です。
Googleアナリティクスに慣れる最短方法
Googleアナリティクスは、使い慣れないと
- どこにどんな表示がされているんだろう?
- どこを見ればあの解析データが見れるんだろう?
といったことになりがちです。
なので、
管理画面の左上のメニューから順番に項目をクリックして慣れていくのが一番
見慣れてくると他にもこんなことが出来るツールなんだと気づきもあります。
「分析、アクセス解析できる」そしてデータをもとに課題解決ができるようになれば就活や転職でもアピールできるスキル・知識になります。
ブロガーだったら、ブログ運営とGoogleアナリティクスを使った分析力や知識は収益化のヒントにも役立つ心強い味方になってくれます。
ウェブデザイナーだったら効果測定の結果をもとに機能するデザイン案やホームページのデザイン提案で付加価値も付けることもできるようになります。
また、マーケティングや広告業界では「通称GA」と略したりもします。
万能なサービスなので、ぜひ使ってみてください。
今回は以上です。
WordPressブログサイトとGoogleサーチコンソールの紐づけ設定
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